家を建てて10年で外壁塗装を考えるの早いかな？
外壁塗装をする目安は、新築の場合は8〜10年と言われています。
ネットには「10年で外壁塗装するのは早い」という声もあり、どうすれば良いのか迷っている方もいるでしょう。
年数が経つにつれ、雨風にさらされている外壁はどんどん劣化していきます。
悩んでいるうちに、状態が悪くなり費用が高くなる可能性も。
この記事では、外壁塗装の適切な頻度や費用を抑えるポイントを解説します。
- 外壁塗装の適切な頻度
- 外壁塗装をするべき症状
- 【損をしないために】外壁塗装をする際に絶対に知っておきたいポイント
外壁塗装「10年に1度は早い」と言われる理由
外壁塗装の頻度は、新築の場合は約10年と言われていますが、年数は外壁の塗料などによっても変わります。
日本の外壁のシェアを7〜8割占めているのは、シリコン塗料。
そのため、外壁塗装は10年が耐用年数とされています。
| 塗料の種類 | 耐用年数 |
|---|---|
| アクリル塗料 | 約5〜7年 |
| ウレタン塗料 | 約5〜7年 |
| シリコン塗料 | 約10〜15年 |
| ラジカル制御型シリコン塗料 | 約12〜16年 |
| フッ素塗料 | 約15〜20年 |
| 無機塗料（セラミック系など） | 約18〜25年 |
また、10年経っても外壁の見た目が良い場合は、「10年に1度は早い」と思われることも。
プロにしか本当の外壁の状態は見極められないこともあるので、自分で判断するのはやめましょう。
【年数は関係ない？】外壁塗装するべき症状
以下のような症状がある場合は、外壁が劣化しているサインなので外壁塗装を早めに検討しましょう。
①ひび割れ
外壁材や塗膜に細い亀裂が入り、防水性が落ちて雨水が浸入しやすい状態。放置すると内部の腐食や劣化が進行します。
②カビやコケの発生
外壁表面に湿気や汚れがたまり、カビやコケが繁殖している状態。美観を損ね、防水性低下や劣化の原因にもなります。
③木部の浮き、剥がれ
外壁の木部が湿気や紫外線で膨張・収縮し、浮いたり塗膜が剥がれている状態。放置すると腐朽が進みやすくなります。
④雨どいや金具の劣化・サビ
雨どいや外壁金具が紫外線や雨水で錆びたり、変形・破損している状態。排水不良や落下の危険が生じます。
⑤シーリングの劣化
外壁目地のゴム状のシーリングが硬化・ひび割れ・剥離して隙間ができ、防水性・気密性が低下している状態です。
⑥チョーキング
外壁を触ると白い粉が付く現象。塗膜の顔料が紫外線で分解され、防水性・耐久性が落ちているサインです。
上記のような症状がすでにある場合は、要注意。
すでに外壁が劣化して、内部に水が侵入してしまっているかもしれません。
内部に水が侵食している状態だと、外壁塗装の費用も高額になる可能性があります。
そうならないためにも、早めに外壁塗装業者に相談しましょう。
【知らないと数十万円損するかも…】
外壁塗装で知っておくべき裏情報
外壁塗装で損しないための方法…それは「業者選びを失敗しない」こと。
業者選びを失敗すると、高い費用を払って後悔することになる可能性も。
「何を依頼するか」よりも「どの業者に依頼するか」で決まります。
これから紹介することは、多くの人が知らずに後悔している落とし穴なので、絶対に確認して同じ失敗をしないようにしてくださいね。
- 助成金を利用する
- 複数の業者から見積もりをもらう
①助成金を利用する
*助成金の金額や条件は自治体によって異なります
実は、国や自治体には、外壁塗装を対象とした助成金があるんです！
自治体によっては、数十万円の助成金があるので、その分お得に依頼できます。
例えば….
①東京都品川区の場合
工事費用の10％、上限20万円
遮熱塗料を使った外壁塗装など、省エネ対策が条件。
②東京都目黒区の場合
一般リフォーム工事費用の10%（千円未満切捨て）、上限は10万円
区内業者が行う工事であることなど細かい条件あり。
「業者が助成金を適用してくれるだろう」という考えはキケン！
助成金の申請などは手間がかかるため、業者の中には提案すらしないことも…。
さらに！
助成金は、毎年募集がありますが、どこも「早い者勝ち」。
その年の設定されている募集数に達したら、締め切られてしまいます。
「今すぐ助成金について確認する」ことが必須なのですが、そもそもどこで確認できるの？
という方が多いでしょう。
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本当にもったいないので、20万円損しないようにしましょう（自治体によって金額や条件は異なります）
とても簡単なので、助成金を利用できるかだけでもチェックしてみてくださいね。
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②複数の業者から見積もりをもらう
助成金の確認よりも重要なのが「複数の業者を比較」すること。
複数の業者を比較しないと、なんと「30〜40万円」も損する可能性が！
その理由は、外壁塗装には定価がないから。
業者によって金額はバラバラなんです！
そのため、1社にしか見積もりを取らないと、その金額が適正かがわからず何十万円も損してしまうかもしれません。
同じ工事内容でも、実際に見積もりを取ってみるとこれだけの差が…。
複数の業者に見積もりを取らないと、この差額「40万円」損することに。
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一括見積もりというと、
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というイメージがありますが、『外壁塗装の窓口』ではしつこい営業は一切ありません。
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